RRR~装填・照準・発射

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日本でも大きな話題を集め、ロングランヒットとなった「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督が、英国植民地時代の激動のインドを舞台に、2人の男の友情と使命がぶつかり合う様を豪快に描くアクションエンタテインメント。
1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた2人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会い、無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られることになる。
「バードシャー テルグの皇帝」のN・T・ラーマ・ラオ・Jr.がビーム、ラージャマウリ監督の「マガディーラ 勇者転生」にも主演したラーム・チャランがラーマを演じた。タイトルの「RRR」(読み:アール・アール・アール)は、「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)」の頭文字に由来する。

2022年製作/179分/G/インド
原題:RRR
配給:ツイン

 

どうもNOTOです。

右膝の痛みがかなり本格的です。走るの辛いです。

 

そんな訳で今年一番面白かった映画がこちら。

 

 いや、もちろんトップガンもマジ最高ですし、シン・ウルトラマンも凄く良かったですよ。そういやノーウエイホームも今年なんですよね。アンドリュースパイディー良かったなぁ。

 

 でももうストレートにエンターテイメント映画でここまで面白い映画って、ちょっと思いつかないと云うか、単純な映画を観る面白さの強度で言えば今んとこ史上最高クラスなんじゃないですかね。

 

 冒頭の1000対1バトルから、おぉ(゚д゚)!っていうシーンの連続でとにかく興奮しっぱなし。

 ラージャマウリ監督はまずカッチョ良い画(ヒロイック・フレームって云うんですって。スタンドみたい)を思いついてからストーリーに組み込むらしいですよ。トム・クルーズスタイルですね。

 

 もちろん占領下のインドなんで適役はイギリス人なんですけど、いっそ清々しい位イギリス人が腐れ外道に描写されてまして。

 こいつらインド人の命より弾の方が高いとか言いやがりますからね。

  ほら、昨今は正義の相対化かと云うか、「彼らにも彼らの都合があってね」的に描写されるじゃないですか。今回はそういう忖度が一切ないと云うか。

 インド人はダンスが出来ない、なんて猛烈に見下し切ってた連中がナートゥダンスに圧倒されるシーンの若者たちなんか、ダンスバトルを真っ向から受けてるだけでも立派なモンですよ。

  また、敵役であるイギリス提督のカミさんがまぁ最悪なゲス女なんで、最後がホントにスカッとしますよ。

 

 兎に角3時間が「え、もう!」って感じる映画。劇場で観れてホント良かった、絶対映画館で観るべき映画です。未見の人、まだ上映してて良かったですね。

 

 ではまた。