シン・ウルトラマン(ネタバレ)~そんなにウルトラマンが好きになったのか、庵野秀明。

日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明樋口真嗣のタッグで新たに映画化。庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見弘子が配属され、神永とバディを組むことになる。主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり田中哲司らが共演。劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。

2022年製作/112分/G/日本
配給:東宝

(映画.comより)

 

 どうもNOTOです。

 

 左のくるぶしが急に痛くなりましてね、腫れた感じで。

 雨も酷かったんでその日は走るのを休んだんですが、湿布とロキソニンで翌日には何とか走れるようになりまして。

 

 痛風じゃなくて良かった。

 

 ま、そんな訳で、今作はもちろん観ようと思ってたんですが、妻が思った以上に食いついてまして。ドクターストレンジを観に行った時にCMを見ながら「いつ観に行く?」なんて言われたモンですからね。

 

 私自体はウルトラマンに関しては、子供の頃に再放送でレオあたりまでを見た、一般的なアラフィフおっさん位の知識しかないんですが、妻は平成ウルトラマンも結構押さえてまして。思い入れが違いますな。

 

 まあ、その程度の知識でも十分楽しめましたよ。

 

 まぁ、ウルトラマンテレビシリーズ全話のエッセンスを、見事に2時間に凝縮してましたね。

 

 すでに「禍威獣(カイジュウ)」を何体か撃退している「禍特対(カトクタイ)」の神永が死んでウルトラマンになり、新たな禍威獣を撃退。

 ザラブ星人の偽ウルトラマン巨大化した浅見隊員(でいいのか?)、ウルトラマンとと取引しようとするメフィラス星人

 そして天体制圧用最終兵器ゼットンと、それを倒すのが人類の英知と言うね。ウルトラマン頼りからの脱却というテーマをしっかりおさえてます。

 

 ゼットン一兆度火球設定をしれっと出してきた時には、ついつい笑っちゃいました。

 ゼットンを要塞みたいな兵器にするって設定はホントよく考えたなと。そのくせデザインはまさにゼットンだし。

 

 禍威獣との戦闘シーンも実にかっこよかったです。ウルトラマンが来る前、人類が撃退した禍威獣はウルトラQまでの怪獣だと思うんですが、そういう事なんでしょうね。

 

 監督が樋口真嗣ですから、真っ二つになったザラブ星人と破壊されたビルに潰される市民が山ほど描写されるかとおもったら、そこはシン・ゴジラテイストと云うか、そこいら辺の描写は無かったですね。ちなみに竹野内豊はアイツなんですよね?

 

 あとメフィラス星人が楽しそうで何よりでした。

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 いつ田村班長とご飯を食べに行くのかと思ったら、ウルトラマンと呑んでましたよ。

 

私程度のうっすら覚えてる程度の人間でも十分理解できるエッセンス満載、ウルトラマン知識ゼロでも十分楽しめる作品だと思いますよ。

 

 ではまた。