鬼才ジム・ジャームッシュがビル・マーレイとアダム・ドライバーを主演にメガホンをとったゾンビコメディ。アメリカの田舎町センターヴィルにある警察署に勤務するロバートソン署長とピーターソン巡査、モリソン巡査は、他愛のない住人のトラブルの対応に日々追われていた。しかし、ダイナーで起こった変死事件から事態は一変。墓場から死者が次々とよみがえり、ゾンビが町にあふれかえってしまう。3人は日本刀を片手に救世主のごとく現れた葬儀屋のゼルダとともにゾンビたちと対峙していくが……。ジャームッシュ作品常連のマーレイ、「パターソン」に続きジャームッシュ組参加となるドライバーのほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セビニー、スティーブ・ブシェーミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・クローバー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップらが顔をそろえる。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
2019年製作／104分／R15+／スウェーデン・アメリカ合作
原題：The Dead Don't Die
配給：ロングライド
(映画COMより)
どうもNOTOです。
右膝がまた痛くなってきました。
ジム・ジャームッシュに関しては熱心なファンではないので、むかーしの小劇場ブームの時に何本か見たなぁ、工藤夕貴可愛かったなぁ、なんて遠い目をしながら思い出すぐらいの関心しかなかったんですよ。
でも、さすがにゾンビ映画を作ると聞いたときは「え！」と思いましたよ。そんな作風の人だったっけ？あ、でも『ゴーストドッグ』とかあったよなぁ、なんて遠い目をしながらちょっと興味を惹かれたんですが、結局見に行かなくて。そんな訳でアマゾンプライムのリストに載ったのを幸い鑑賞したんです。が、
ごめんなさい、ちょっとよく解らなかったです。
雑を極まるあらすじとしては、政府の行った極地開発の影響で、地球の自転に異常が発生、その結果ゾンビが発生することに。
田舎町の保安官であるビル・マーレイとアダム・ドライバーが、なぜか日本刀を持った葬儀屋ティルダ・スウィントンとゾンビの首を切り落として回ってたんですが、たんですが、最終的には町人全員がゾンビになり、二人がゾンビに食われる中、ティルダ・スウィントンは宇宙船に乗ってどっかに行って終わってましたよ。
何言ってるか解らないでしょう。私もです。
淡々とした日常を描く系ムービーの中にゾンビを足してみました、というテイストの映画で、コメディとしてもまあ面白かったとは思います。ティルダ・スウィントンの刀捌きは、見ててフォレスト・ウィティカ―を思い出し遠い目になりましたよ。
年を取ると、遠い目になってる時間の方が多いですな。
何にせよ、90分かけて悪人がぶっ殺されるだけの映画ばっかり見ている自分にも、あぁ世の中にはこんな映画もあったなぁ、なんて事を思い出させてくれる映画でした。お勧めするかは別として。
あ、ポスター画は生頼範義チックで好きです。
ではまた。
