「バットマン」や「スーパーマン」を生んだDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描いたアクションエンタテインメント。デビッド・エアー監督により映画化された「スーサイド・スクワッド」を、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで大きな成功を収めたジャームズ・ガン監督が新たに描く。ジョーカーと別れて彼氏募集中の身になり、ますますクレイジーになったハーレイ・クインを筆頭に、最強スナイパーのブラッドスポート、敵をチーズに変えてしまう能力を持つポルカドットマン、平和のためには暴力もいとわないという矛盾な生き様のピース・メイカー、ネズミを操って戦うラットキャッチャー2、そして食欲意外に興味のないキング・シャークという、いずれも強烈な個性をもった悪党たちが、減刑と引き換えに、危険な独裁国家から世界を救うという決死のミッションに挑む。出演は、前作に続いてハーレイ・クイン役を演じるマーゴット・ロビーほか、イドリス・エルバ、ジョン・シナ、ジョエル・キナマンら。キング・シャーク役はシルベスター・スタローンが担当した。
2021年製作/132分/R15+/アメリカ
原題:The Suicide Squad
配給:ワーナー・ブラザース映画
(映画.comより)
どうもNOTOです。
神経痛は収まりません。薬も飲んでるんですがね。
そんな訳で観て来たんですが、最高でしたよ。
DCEUの中でも最高傑作じゃないですかね。
ビックリするほど雑なあらすじですが、南米の独裁国家で、極秘裏に地球外生命体を兵器に転用する研究をしている施設を破壊する任務を課されて、ハーレクインを含めたスーサイドスクワッドにスカウトされた囚人たちが潜入します。
囮にされた部隊があっという間にほぼ全滅したり、別部隊のブラッドスポート達が勘違いで味方である反政府ゲリラたちの村人をほぼ全員殺したり、ハーレクインが恋仲になった大統領をあっさり射殺したりしながら、秘密施設に潜入。
実は米国も非人間的な人体実験に関与していて、その証拠を隠滅しようとするピースメーカーをブラッドスポートが倒し研究所を破壊するも、巨大なヒトデ型宇宙生物スターロが解き放たれ、幼虫みたいなのをまき散らして人間に寄生したり、ビルをなぎ倒し足りするもんですから、ついつい見かねて怪獣退治に参戦。最終的にはネズミ使いのラットキャッチャー2が、国中のネズミにスターロを食わせて倒してましたよ。
兎に角ゴア描写が凄かったですな。R15指定にしたからやりたい放題です。
GOGシリーズで物足りなかった方は大満足なんじゃないですかね。ジェームズ・ガンぽいブラックユーモアとバイオレンス描写が山盛りですよ。
前回のスーサイドスクワッドは、全然悪人でもなければ、自殺的な作戦にも見えなった、よくあるヒーロー物になってしまったのに(デビット・エアーが悪い訳ではないんでしょうが)、今回は本当にろくでもない連中が雑な作戦で雑に死んだり、面白半分に人を殺してるのが良いですな。
すべてのキャラがちゃんと立ってますし、真面目に並んで登場する所のバカバカしさがたまらんですね。ポルカドットマンって何だよ。
何気にこの人最強クラスじゃないかしら
しかも最後はしっかり怪獣映画してるし。東映怪獣映画ばりの気持ち牧歌的なカメラワークながら、足元では人が踏みつぶされてるのをしっかり見せると云うのが面白かったです。
ラストはついついこいつを思い出しましたよ。
こんな映画もありましたね。
ジョーカーといい、DCコミックの映画化はR15の方が相性が良いんじゃないですかね。
ではまた。